本日、2年目検診の結果。
おかげさまで、何もなく通過。
良かった〜〜

前回の診察のときも、左胸が腫れていて、だんだん痛みまで出てきて、腋も腫れているような気がして、そして左腕のしびれ。
もうこれはヤバいんじゃないかと思ってた。ただしこりは触ってもなかったので、半信半疑ではあった。
マンモグラフィー検査も、左胸はいままでで一番痛く、冷や汗が流れるほどだった。
患者力が低い私も今日ばかりは、
主治医にしっかり全部今の不安を聞いてもらおう❗️と乳がん仲間のtwitter民からいろいろアドバイスをいただき、
ノートに記載して行った。
1.左胸の腫れ、痛みについて
2.腋から左腕のしびれについて
3.ヘバーデン結節だが、鍼などやって良いか?
4.腕のしびれなどにリンパマッサージはやって良いか?
5.円形脱毛らしきものが出来ているが、タモキシフェンの副作用か?
以上である。
で、答えは
1.2マンモグラフィー、エコーの検査結果では何もなし。3ヶ月前にやった採血も何もなし。
左胸がおかしいのは、傷の位置によりリンパの流れが悪くなっているせいかもとのこと。
3.鍼灸やって大丈夫。
4.リンパマッサージもやってよし。たくさん流して下さいとのこと。
5.ハゲを見てもらい、
円形脱毛だね。と。
タモキシフェンの副作用ではないか?と尋ねるが、タモキシフェン副作用ではだんだん薄くなるという例はあるが、円形脱毛はないと。先生「何か心配事ですか?」
私「いろいろ気にしすぎだと思います」
心の中→いやいや、がんってだけで充分心配事だと思うんだが 笑
あ、それから先日やった健康診断の結果も見せる。ふうんと見る先生。
コレステロール値が高いね。
はい。
‥‥‥
‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥
以上。
相変わらず余計なことはいっさい喋らない先生。
いや?きっと私のコミュニケーション能力が低いんだろうなぁ。
まあ、余計なことばかり喋る先生も嫌だけどね 笑
前回まで書いていたかながわ乳がん市民フォーラムでも患者力の話があった。
ただこのフォーラムに参加されていた先生方は、「患者力」って言葉は疑問だが、いろいろ疑問に思うことは聞いて欲しいし、話をしてくれないと何もわからない。もし医師に話づらいなら看護師に相談したり、薬についてわからないことが薬剤師に質問してもよい。また病院に相談センターなとがあればそれを利用する方法もある。
と仰っていた。
私はというと、
以前、子宮筋腫の話をした時に婦人科の先生からリュープリンをやらないのか?と言われ、主治医に相談したところ、別にやるならやってもいいよ。と言われ、婦人科にそれを言ったら主治医はやらないって?と言われ、結局なんだかよくわからず、それ以来医師の能力に対する信頼性はなくなっていないが、何かを相談しようという気力は失われてしまった。
何かを相談したくても、またきっと「その話、なんか問題あるの?」という感じで適当にあしらわれるのではないか?という気持ちが勝ってしまい、何も話せなくなり、
時には元気を装うまでになってしまった。
だけれど、今回は違う。何しろ胸な異常があるのだから、絶対に確認してこなければ❗️と気合いを入れて話をした。
案ずるより産むが易しだった。
主治医は相変わらず淡々とふうん、確かに腫れてるね〜〜と。
なんかわかった❗️この先生はどんな話も淡々と感情は交えずお話されるんだなと。
だからこそ、信頼できるし、慌てずに済む。
私は「それは心配だね〜」という言葉を言って貰いたかっただけた。
主治医に心配だね、など言われたら更に私の不安は増す。
この淡々とが私にとっては不安暴走のストッパーなんだなと。
ちゃんと喋れた私は、調子に乗って、
かながわ乳がん市民フォーラムで先生にお会いしたことも話した。
お会いした時は誰だかわからず困った顔をされていたのだが、
「お会いしました(^ ^)」というと、「あー」といい、顔を横に背ける
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
あり?やっちまった?
慌てて「先生もああいうの出られるんですね」というと、
「そりゃそうだよ、だってあれ僕がはじめたんだから」
えっ?
先生主催者だったの? 笑
「だから一番後ろから見てるの。最近は表舞台には出ないからね」
ひぃぃぃ

先生、そいつは失礼しました❗️
やっぱりちゃんとしたすごい先生なんだな〜と。やっぱり話しがうまくできないのは私のせいだなと反省しつつ、診察室を後にした。
長くなったが、そんなこんなで、
2年目クリアした私。
やったね❗️


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でも脳の活性化のためにも思い出しながら記録しておきたい。
「補完代替療法」と「患者力」そして医療の不確実性
補完代替療法
ネットで検索するとそれはもうありとあらゆる民間療法が検索にHITする。私の感覚では検索して上の方に出るものほど、怪しげな感じがしてしまう。
フォーラムでは「正確な情報の見分け方」〜補完代替療法は効果あるの?〜という講義が行われた。講義して下さったのは大阪大学の准教授、大野智先生。(大学名長いので省略してます、ごめんなさーいw)
この先生もお話しがうまくてとても楽しく講義を聴くことができた。
アイドルではありません。と何回か言っていた 笑
グルコサミンで膝の痛みが治った!などの例を取り上げてクイズ形式でこの情報が正しいか正しくないかを考えていく。
配られたうちわを使って答えを考えるが、これは怪しいぞ‼︎っていう情報については私たち市民も馬鹿じゃないわけで、そうそうだまされるわけではない。
だが、例えば信頼できる友人が科学的根拠のないものを勧めてきたら?
私はこれですごく楽になったのよ‼︎と言われたら?
友人への友情の証し、与えてくれる愛情を否定することの難しさ、
正直、いろんな関係性から怪しい?情報にも藁をもつかむ思いもあり試したり、期待に応えようとしたりするのも人間。
もちろん友人知人は怪しいと思ってないわけだし、怪しくないかも知れないし、本当に効くかも知れないし、、、
じゃあどうすりゃいいの?
どれが正しいの?
となってしまう。
がんの告知後はさらにこういうことが増えてしまう。健康なときはさらりと流せることがうまく出来なくなってしまうのよね。
それはやっぱり「がん」って聞かされた相手の「私も力になりたい」という友情や愛情に「応えなきゃ‼︎」っていう優しさからなのよね〜〜。うん。誰も悪くない。お互いが思いやり。
だからこそ余計に悩んでしまうわけで。
でまあ、この講義は医師の立場から正確な情報の見分け方をお話しして下さった。
補完代替療法にはどんなのがあるかというと、サプリ、健康食品、ヨガ、アーユルヴェーダ、アロマテラピー、温泉療法、断食療法、リラクゼーション、カイロ、鍼灸マッサージ、漢方、ビタミン、ミネラル、などなどなどなどありとあらゆるものが存在する。「信じるか信じないかはあなた次第です」って言いたくなるw
私の仕事、リラクゼーションも入ってるw
では医師としてはどれが正しいのか判断する(有効であると証明する)にはどうするかというと、
臨床試験を実施する
だそうだ。
科学的根拠(エビデンス)に基づくってやつですな。
ただ、医師たちも補完代替療法は全て悪者だ‼︎と言っているわけではなく、統合医療という形で、近代西洋医学と補完代替療法、伝統医学を組み合わせて行う療法を確立していこうとしているみたいです´д` ;
ややこしくなってきた‼︎
でまあ、臨床試験ってのをやるのだが、ランダム化比較試験っていうのがまあ一番結果に信頼性があるとのこと。
でも、but、しかーし、
医療というのは100%というのはないわけで。効果が100%の治療法はないし、まったく効かない治療法もないし、副作用0%ってのもない。
ほとんどの医療行為はグレーゾーンなんだそうだ。
じゃあ、補完代替療法でも医療でも100%じゃないなら同じじゃね?
となるがそこで登場するのがエビデンスってやつですな。
エビデンスとかわからんし〜ムキー

となってくる。
そこで、厚生労働省が、
「統合医療」情報発信サイトというのをだしている。(ってこれの宣伝だったのか⁉︎)w
リンクしておく。私は性格的に正確性を求めるタイプなので非常に役に立つサイトだ。
統合医療情報発信サイト

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