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乳がんになっちゃった?由里乃の乳がん日記 yuriohme.exblog.jp

2014年11月 乳がんと告知されました。治療など日々のことを綴ります。


by 由里乃

乳がん 6年目とホルモン療法

今年はコロナウィルスのおかげでなんだかよくわからない1年が過ぎようとしている。
おかげさまで、とりあえず感染せずに過ごしてはいるが、気を抜けない一年となりそうだ。

さて、前回から引き続き子宮筋腫手術その後。

子宮筋腫手術2018.11月。
乳がんの手術より4年後となるわけだが、その間ホルモン療法は当然続いていた。
私の場合、単体でタモキシフェン(ノルバデックス)を服用していた。
以前の記事「卵巣どうする?」でも書いたが、
今回子宮全摘と同時に卵巣も切除した。
ということは、閉経と同じ状態となるので、当然抗ホルモン剤も変更できるようになった。

術後、割とすぐに乳腺外科の定期診察があった。
主治医に子宮筋腫手術の報告をし、卵巣も切除したことを伝えた。
もちろん、入院の間もノルバデックスは飲んでいた。
その時の診察時はそのままノルバデックスを3か月分処方してもらい、次回から閉経後のホルモン療法に変更すると伝えられた。

3か月後
薬をスイッチ。

閉経後のホルモン療法は
アロマターゼ阻害薬という薬だ。薬の名前は、アナストロゾール、レトロゾール、エキセメスタンなどがある。
私はアナストロゾール(商品名アリミデックス)

以前にも書いたと思うが、
タモキシフェンからアロマターゼ阻害薬へのスイッチは簡単ではない。
私が主治医から聞いた話(注:いつものことだが私の頭の中の変換も含まれている)
アロマターゼ阻害薬は、閉経後の薬。
この閉経かどうかを判断するのが難しいらしい。
タモキシフェンは閉経後も飲めるがアロマターゼ阻害薬は閉経前にはおすすめできない。
閉経かどうかを判断するのは、ホルモン値を測る。
だがこれも何か月かで上がったり下がったりするらしい。
とりあえず判断は1年生理がこないこと。
それでも抗がん剤などで生理が止まった人は、数年して復活する場合もあるらしく、閉経したと思ったら違った!ということもあるとのことだった。

私の場合は、卵巣を切除したので、完全閉経。自然閉経よりもっとエストロゲンはばっさりない。
ということで、アロマターゼ阻害薬へ簡単にスイッチできた。

抗ホルモン剤はノルバデックス副作用でさんざん悩まされていたので、
アロマターゼ阻害薬のほうが副作用が軽いという噂も聞いていた。

で、実際のところ、タモキシフェンをやめて
本当に楽になった。私が一番悩まされていたのは、ホットフラッシュではなく
とにかく毎日胃が重苦しく、頭もすっきりせず、なんとなく具合が悪いことだった。
寝込むほどではないが、何もかもやる気はなくなり、本当にただ食べて仕事して寝て
ただ生きているだけだった。本も読めなくなり、DVDを見ることすらやや辛くなり
遊びに行くのも誰かが誘ってくれないかぎり行く気になれない。
1か月に最低1度はムカムカがひどくなる。
ただこのブログでも書いたが、何年も薬を飲んでそんな毎日に慣れただけ。
症状は特に変わらなかった。(漢方薬などいろいろ試した)

だが、薬を変えて思った。
ムカムカがなくなった(普通に食べすぎの胃もたれはある)
頭にもやがかかった感じがとれた。

私の中で、大きな大きな変化だ。
ムカムカはひょっとしたら筋腫のせいということも考えられる。
だがタモキシフェンの副作用にも書いてあるので、そのどちらもだったのかもしれない。

さあ、これからはアリミデックスの副作用がどうなるかだ。
その話はまた今度。


実は今年6年目検診を受けた。
もちろん特に問題なし。
筋腫の手術などやってるうちに、一区切りの5年はあっという間に過ぎ去った。
5年生存率に貢献できたかな106.png

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先日GOTOトラベル利用して長野へ旅行に行ってきました。
コロナひきこもりだったので、ようやく気分転換できました110.png








やわたの「黒香醋しょうが」(くろこうずしょうが)
by shokix | 2020-10-20 16:16 | 乳がん | Comments(0)