2015年1月28日
放射線治療照射開始
地下1階
放射線腫瘍科の診察室からさらに奥へ進むとリニアック室という部屋がある。
照射はここで行なわれる。
待合用の椅子は混んでいた。
入院中のガウンの人、車椅子の人、点滴をぶら下げている人、あと私のような通いの人。
ここはがんセンターなので、みんな部位は違えどがんなのだ。
名前が呼ばれる。
予約時間が決まっているのでそれほど待たされることもない。しかも一人だいたい5分から10分で終わるのでスムーズに進んでいく。
リニアック室の扉を入ると、すぐ横に着替えるための小部屋があり、そこですぐ前が開けるような上着に着替える。
名前が呼ばれるまでここでお待ち下さい。と。
5分くらいで名前を呼ばれる。
案内され、名前と生年月日を確認。
顔写真も撮ったのでそれも確認しているのだろう。
おはようございます(^ ^)
明るく男性技術者が挨拶。
戸惑いながらも、小さな声でおはようございます、、、。
では、ここに寝て下さい。
大きな機械が置いてある無機質な部屋。
冷たい空間。
音楽が流れている。
………
デ、ディズニー⁉️
なんか、ディズニーのちょっと陽気な曲が、、、
なぜ⁉️
まあ、いいか。
では、首はここに、両腕を上げて下さい。
首は固定され、バンザイの姿勢。
機械をあれこれ調整され、マジックの印に合わせ、部屋が暗くなったり明るくなったり。
ようやく位置が定まったらしく、まずは、右乳房と脇の下を一気に照射するようだ。
では、そのまま動かないで下さいね‼️
技術者二人はどこかへ行ってしまう。
一人で機械に囲まれている私。
身体はバンザイしたまま動けない。
き、緊張する、、、、
なんかわからないがパニックを起こしそうになる、、、
ヤバい、ドキドキ動悸がしてきた。
ウィィィン
パニック‼️
痛いとかそんなのはない。というか何も感じない。
でもパニック‼️
そうだ‼️
ディズニー‼️ディズニーに集中しよう‼️
タラランラン♫タラランラン♫
はーい、終わりましたよ〜〜(^ ^)
うへ〜〜〜〜〜〜( ̄◇ ̄;)よかった終わった。
見たことない機械に囲まれて何があるかわからない恐怖ってスゲーな‼️
ありがとうディズニー(笑)
時間にしてみれば、ほんの2.3分。
いや、その2.3分でほんとパニック寸前だった‼️
では、次は左側やりますね〜〜(^ ^)
さすがにもうどんな感じかわかったので、冷静さを取り戻す。
冷静になると今度は固定された首とバンザイの体制が辛くなる。
一旦手を下ろしていいですよ〜〜(^ ^)
心の声が伝わったのか⁉️
で、また機械をいろいろ調整。
またバンザイしてください。
では始めまーす。
今度は大丈夫。
普通にディズニーの曲を聴く。
はーいおつかれさまでした〜〜(^ ^)
所要時間はおそらく10分から15分くらい。
照射してる時間はほんとに短い。
いや〜、久々にパニクった‼️
いろいろやってくれたお兄さん二人は結構なイケメン。
でももうそんなことは気にならないくらい動揺した数分でした、、、。
ノミの心臓(笑)
追記‼️
私は両側乳がんで両方温存手術一気にやったので、左右両方放射線照射しているけど、
普通は片方の温存手術した方だけですよ〜〜


念のため、、、