
いきなりこのブログ記事からお読みくださった方のために念のため書いておくと
子宮筋腫手術の話ですのでお間違いのないように、、がん再発予防のお話ではないです

2018年10月29日
乳腺外科の主治医のもとへ訪ねた。
子宮筋腫(子宮全摘)手術の際、卵巣を切除するかしないかの相談だ。
まずはじめに主治医に確認したのは
卵巣を切除することによって、乳がん再発リスクを減らすことができるのか?
主治医の答えは、
新たにできる乳がんを減らすことはできない。
ただ卵巣を切除することによって、現在服用しているタモキシフェンをアロマターゼ阻害剤に確実に変更できる。
閉経の判断というのは実は難しく、生理が止まってもまだ閉経していない場合もある。
60代になれば閉経とみなして閉経後の薬にスイッチするが、
50代はなかなか判断が難しい。
タモキシフェンよりアロマターゼ阻害剤のほうが薬の効果としては再発リスクを減らせるのでそういう意味では
メリットがある。
また心配なのが副作用(更年期障害など)であるが、40代でこれをやるよりは50代だとすでに身体が閉経に向かっている。
卵巣を切除すると、通常の閉経だとだんだん閉経していくものがバツンとなくなるので身体の負担も大きいが、
50代の場合はすでに減りつつあるので40代と比較するとまだマシかもしれない。
もうひとつメリットを考えるとすると、
両側同時乳がんであること。
これは遺伝的要素も考えられること。
遺伝子検査は行っていないが、遺伝的要素が考えられると卵巣がんになる可能性も低くはない。
そういう意味では子宮、卵巣とも切除すれば子宮がん卵巣がんの心配はなくなる。
とまあ、こんな話をして下さった。
主治医の意見としては切除したほうがメリットはあるね。と。
私もこの話を聞いて、決意できた。
卵巣切除によるデメリット(全死亡率が高くなる)や更年期障害も承知の上でだ。
もし私が予防的にこれをやるとしたら、やらないと思う。
というかそれは推奨されていない。(遺伝子検査もしていない)
だけれども、ひょんなことから卵巣切除のチャンスが訪れた。
私はいつも生きているうえで信じていることがひとつだけある。
それは流れにのること。
だいたいが自分で決めたことはうまくいかない。
流れにのるとうまくいくのだ。
とにかく運がいいのだ。
今回も流れに乗ろう。
そう決めた。

世界新三大夜景に選ばれた長崎の夜景です。

婦人科クリニックへ行き、画像を確認。
どうします?と先生。
先生も私ももうこれは切ったほうが良さそうという結論。
おへそを超えた筋腫
MRI画像をのせておきますがあまりにもグロいので漫画編集してある。
赤丸が筋腫。。。。。

ずいぶんとご無沙汰してしまった。
実は特に変化もないので書くことがない。
いや、心の中ではあれこれ思うことはあるのだが、
文章にするまでもないかな、どうやって文章にするかな?と考えているうちに月日が過ぎた。
まずは現状を記しておく。
ノルバデックス副作用?の
更年期症状
●ホットフラッシュ・・・2月あたりから早くも頻繁に起きるようになる。冬はおさまっているのだが今年は早かった。
●ムカムカ・・・・・・・ホットフラッシュが起き始めるとムカムカも増える。
●動悸・・・・・・・・・横になるとたまに起きる。
●軽いめまい(新)・・・目の前がきゅうにぐるりと回るが一瞬でおさまる。最近起き始めた。
●耳鳴り?・・・・・・・横になると心臓音?血管音?が耳元でドクンドクン鳴る感じがたまに起きる。これも最近ではじめた。
機能性ディスペプシア
これまた今月5月のはじめころから徐々にはじまった。
しくしく胃が痛む。夜中に激痛から下痢になるのが今月2回あったので胃腸科へ行く。
便秘
最近便秘気味だ。実は子宮筋腫のせいではないかと疑っている。
子宮筋腫
5月の定期検査で今まで8cmだったのが10cmと言われる。
婦人科ではじめてホルモン値を検査してみることになる(結果はまだ)
ただ私の感覚では2cmの誤差って超音波やる人によって違うんじゃないかと疑っている((+_+))
こうして冷静に書いてみると、まあ慣れてきたとはいえタモキシフェン服用してから
起き始めた症状がそのままキープという感じだ。
気持ち的に違うのは、初めのころは症状がなにかでると、
「え?なに?これ?」
「なんか具合悪い大丈夫?」
という動揺があったが、最近はまあ、いつものこと。という感じになれたことだ。
具合の悪さはそう大して変わらない気がする。
よく慣れてくるよと聞くが、
具合がよくなるわけではなくて、動揺しなくなるという意味なのねとものすごくフラットに思う。
慣れてきても具合の悪さは変わらねーんだよっ
と悪態ついても仕方ない。。。とほほ。
まあ、普通に暮らしてるし、治療ったって3か月に1度の診察と毎日1錠の薬のみだし、仕事だってしてるし、
食べられないものもないだし、とくに癌になる前とそう変わらない生活のはず。
だけどね、、、
告知されて動揺して検査や手術や放射線やずうーっといろんな動揺があって、
タモキシフェン飲み始めて今度は違ういろんな症状で動揺して、、3年経って、、
なんか動揺はほぼしなくなったし、変な不安とかも(再発の不安)なくなったんだけど
こうして書いてみると
心が乾いている
そうなんか乾いて、、淡々と生きている。
あれ?まるでなんか楽しいことをしてはいけない気になっている。
ん?なんだこれ?
現在進行形にて・・・

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